セルロースファイバーとはどんな断熱材ですか?
セルロースファイバー断熱材InCide PCは、米国国内のリサイクル新聞紙から作られたセルロース断熱材です。ホルムアルデヒド、アスベスト、グラスファイバーを一切含まず、米国では害虫駆除断熱材として登録および認可を受けている唯一の断熱材です。詳しくは当ホームページの「セルロースファイバーとは」「セルロースファイバーの特徴」の項をご覧ください。
セルロースファイバー断熱材InCide PCは、米国国内のリサイクル新聞紙から作られたセルロース断熱材です。ホルムアルデヒド、アスベスト、グラスファイバーを一切含まず、米国では害虫駆除断熱材として登録および認可を受けている唯一の断熱材です。詳しくは当ホームページの「セルロースファイバーとは」「セルロースファイバーの特徴」の項をご覧ください。
弊社の取り扱うInCide PCセルロースファイバー断熱材は表面が炭化したのみで燃え移る様子は見られませんでした。
「性能比較実験」のページにて耐火実験の様子を載せていますのでご覧ください。
大きな面では防音性と調湿です。防音については施工時の吹き込み施工により家が密封されている状況になるため、高い防音性能を発揮し、内側からの音の漏れ、外からの遮音に効果が見られます。
また調湿については弊社の取り扱うInCide PCセルロースファイバー断熱材は、リサイクル新聞紙で作られているため、無数の多孔性のセルロースファイバーが含まれています。これにより、セルロースファイバーは、周辺の湿度が高くなれば湿気を吸収し、周辺の湿度が下がれば湿気を放出します。
シート内に、適切な密度でしっかりと隙間なく吹き込めば沈下することはありません。
ただ、密度が低いと後に沈下しますので、適切な知識、技術で施工することがとても重要となります。
一般の戸建住宅のみならず、アパート、マンション、オフィスやホテルなどの事業用建物でも使用できます。事業用建物には主に、防音対策として使用されています。
ホウ酸(ホウ素)は殺菌・消毒性があるため、目の洗浄剤など身近なものに多く使われており、ヒトやイヌ、ネコなどの哺乳類には、適切な使い方・量を間違えなければ安全です。
逆に、ダニやゴキブリなどが摂取すると高い致死率を有するため、防虫作用に非常に効果があります。
インサイドPCに使われているホウ酸はボロン#10と言い、米国の環境保護庁より安全性が評価されています。またゴキブリなどの害虫駆除、さらに耐火性能に高い効果を発揮します。
新聞は日光が当たると変色してきますが、壁内にあるセルロースファイバーは日光に当たらないため変色しません。添加されているホウ素は元素であるため、このホウ素の効果による耐火性能・防虫性能が減少するには300年以上はかかると言われています。
断熱性能はどれも同程度ですが、大きな違いは断熱性以外に数々の性能を兼ね備えていることです。
調湿、防音、防虫、耐火性能に優れており、結露や騒音、ゴキブリなどの害虫の発生をなくし、住環境にとって大変大きな役割を果たします。
米国の新聞を再利用して作られたインサイドPCは、インクに大豆油を使用しています。
大豆インクは、新聞をリサイクルする際、インク部分が水や二酸化炭素などの無機物に分解される「生分解性」を持つため、地球環境にやさしいインクです。
音は空気を伝い振動となって私たちに聞こえてきますが、高密度充填されているセルロースファイバーの中に入っても、繊維と繊維の間でかき消されてしまいます。
布団の中で大声を出してもほとんど聞こえないと同じで、隙間なく高密度で施工された壁は、高い吸音効果があり、“静寂さ”を得ることができます。
ピアノなど楽器の音が外に漏れないのはもちろん、外部の音も通さないため、シアタールームなどプライベート空間を防音室として使用できます。
話し声やトイレの音、足音なども気にすることなく過ごせますので、新築のみならず増改築の防音対策としてもセルロースファイバーが選ばれています。
セルロースファイバーは、ホウ酸が添加してあることにより火が燃え広がることはありません。
火にさらされた場合、セルロースファイバーは表面が黒く炭化するのみで引火しません。
日本を代表する神社や仏閣では木の柱や壁にホウ酸を塗り、万が一の火災に備えているほどです。
また、セルロースファイバー断熱材に含まれる、ホウ酸による耐火性能が減少するには、300年以上かかると言われています。
「性能比較実験」のページに、実際に火をあてた様子を載せていますので、ご覧ください。