防音施工の方法 セルロースファイバー断熱材
コラム
新聞紙が主原料のセルロースファイバーを使用する壁は、100mmの壁であれば100mmの新聞紙がぎっしりつまっているイメージになります。
セルロースファイバーを100mmの厚みで押し込むと1㎡に6~7kg使用することになります。それが高性能グラスウールでは1.6kg、ウレタンでは200gにもなりません。
ロックウールには8kgという成形品があり、セルロースファイバーと同じような効果が出ますが、手で施工するため配線やコンセントボックスなどの周辺に隙間ができてしまい、せっかくの材質がもつ能力を阻害してしまいます。
セルロースファイバーは他の断熱材と違い、吹き込んで施工を行う為、隙間がほとんどありません。ふかふかな繊維質をしっかりと充填された壁は重量があり、布団にくるまって大声を出しても音が伝わりにくいのと同じで、内部の音漏れ・外部の騒音をしっかりと防ぐことができます。
毎日、音に気を遣い生活をしている私たちにとって、プライベート音を守るだけでなく、ホームシアターやピアノなどの防音に最も適した吸音材です。
性能データのページ には、防音性能データの情報も掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
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